vol.8旅のはじまりを「着物」で祝う


結婚式に出席するときは「着物」で、と決めている。

それは、洋服で出席した時よりも、新郎新婦とご両親が喜んでくれていると感じるから。「自分をしっかり着飾る」こと自体が祝福の表現になるのだと思う。

とはいえ、主役はもちろん新郎新婦の二人。大人ならば控えめな華やかさを目指したい。それには「着物」が一番なのだ。
単純に、大人になればなるほど、「着物姿の華やかさをドレスで表現するのは難しいな。」と感じる自分都合もあったりするのだが。。。

最近はカジュアルウエディングも多いので、シンプルな“付下げ”が一枚あると、とても重宝する。組み合わせる帯や小物の雰囲気で、豪華にも控えめにもコーディネートが調整出来る。

今日の結婚式会場は「東京ステーションホテル」。国指定重要文化財である東京駅丸の内駅舎内にあり、国内唯一の「重要文化財に泊まれるホテル」。その歴史は100年を超える。

結婚式出席の楽しみのひとつは、日常では味わうことのない空間に足を踏み入れること。せっかくだし存分に満喫しなくては!
東京ステーションホテルの館内はヨーロピアンクラシックな空間で、どこを切り取っても「非日常感」を楽しめる。
ゲストラウンジ「アトリウム」は、天窓から光が差し込み、9mの高さのある天井が開放的。中央には創建当時から駅舎を支え続けてきた〈構造煉瓦〉の一部がそのまま見える箇所もある。アトリウムに2箇所ある半個室の窓からは、駅舎の屋根や、皇居と東京駅をつなぐ「行幸通り」を一望することが出来る。ここからしか味わうことのできない特別な眺めだ。
ホテルから直結している東京駅の丸の内南口ドーム。中央に立ち止まって天井を見上げると、その豪華さに目を奪われる。小さく見える鷲のレリーフも実際には2m程もある。見事な造形に、ただただ驚く。
これから人生の旅路を一緒に歩む二人が、旅の出発地点である駅舎で家族や友人に祝福されるなんて、これ以上にないシチュエーションではないだろうか。

幸せムードを堪能して、ラグジュアリーな空間を満喫し、普段できないフォーマルな装いを存分に楽しむ。

やはり結婚式には「着物」で行こう。

東京ステーションホテル

大正4年(1915年)、東京駅開業の翌年に丸の内駅舎の中にヨーロッパスタイルのホテルとして誕生。2012年に創建当時の姿に甦った駅舎とともに内装を一新してリニューアルオープン。100年を超える歴史を誇る。

URL:https://www.tokyostationhotel.jp/

着物:刺繍付下げ【Puro(ピューロ)】/名古屋帯:西陣織九寸名古屋帯(※11月末発売予定)/帯締め:【角朝青海(かくちょうせいかい)】白帯揚げ:【立涌七宝】ペールグリーン/帯留は表参道店でご覧いただけます。

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