麻名古屋帯【のうぜんかずら】はグレーの地に夏に盛りを迎える凌霄花(のうぜんかずら)の花を、生き生きと表しました。

麻名古屋帯【のうぜんかずら】

麻の素朴な質感と和紙の繊細な繊維質が生み出す
美しい表情と魅力的な世界観をもった夏帯です。


2018年夏の新作麻名古屋帯【のうぜんかずら】は、麻と和紙それぞれの特徴的な趣のある表情を活かした、ナチュラルな雰囲気の名古屋帯です。

生平(きびら)と呼ばれる野趣味が魅力の麻生地に、特殊な技法を用いて手漉きの越前和紙を貼り付けて、味わいのある模様を描きました。

麻名古屋帯【のうぜんかずら】

生平とは、漂白しない苧麻の糸を手織りした織物のこと。自然素材らしい素朴な質感が魅力です。

手で長い繊維を寄り合わせて繋い績み、手織りでざっくりと織り上げた生平と、手漉き和紙特有の繊維が絡み合って生まれる美しい地合(じあい)とを組み合わせることで、お互いの質感が引き立ち、これまでにない新しくて魅力的な表情を持つ素材が生まれました。

麻名古屋帯【のうぜんかずら】

【のうぜんかずら】は、麻製品の製作を専門とし、技術を培う京都のメーカーに依頼をして加工して頂きました。

生平に染め型を使って特殊な糊を捺染します。その上から和紙を重ね、地に擦り合わせて貼り付けます。その後、生地を水洗いし、糊の付いていないところの和紙を流し落すと、生地に模様が残ります。生地目を整えて素材の完成となります。

和紙は、製作過程の中で生地を水洗いをして余計な繊維を落としていますので、擦れても剥がれません。

麻名古屋帯【のうぜんかずら】

【のうぜんかずら】は、ナチュラルな生成りの地に、冬の木立を思わせるようなエレガントで印象的なお太鼓柄を表しました。

繊細な和紙の繊維が、風に舞う粉雪のように見え、情景に立体感を与えています。

前帯にも、趣向を凝らした柄を配しました。

麻名古屋帯【のうぜんかずら】

帯というよりも、ひとつのアート作品のような感さえある、個性的な世界観を持った意匠です。

また、【のうぜんかずら】はお太鼓の形が作りやすい、しっかりとした地が特徴です。

初めは地に生平特有の硬さとハリがありますが、使い続けていくうちに馴染んできます。しかし使い込んでもハリ感が無くならないことが生平の嬉しい特長です。

麻名古屋帯【のうぜんかずら】

生平のシャリみのある手触りは、暑い季節でも、どこか気持ちを涼しげにしてくれます。

シンプルであわせやすいデザインですので、どんな色柄のお着物にも合わせやすく、一本持っているととても重宝する夏帯です。

夏の着姿を引き立てる粋でナチュラル感のある帯で
これからの季節のお出かけを存分にお楽しみ下さい。

同時発売となる麻名古屋帯【ふぶき】

2018年5月10日(木)19:00よりオンラインショップにて先行発売開始します。

店頭では、2018年5月12日(土)より一斉発売開始いたします。

価格は49,000円+税金を予定しております。