新作 博多織 半幅帯 cèdre を7月末に発表します。

着物屋くるり 半幅セードル 1

くるりの博多織半幅帯【cèdre(セードル)】のコンセプトは、普段着の着物をエレガントな雰囲気で着こなすことができる「ドレスな半幅帯」です。 表はヘリンボーン柄、裏は細めのボーダーになっており、リバーシブルで締められるデザインになっています。さらに、全長およそ400cmとやや長めの寸法にしたことで様々な飾り結びも楽しめます。

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【cèdre(セードル)】は、博多織の老舗織元である「大倉織物」に織っていただきました。くるりのデザインチームがこだわったことは、柄が平面的にならないように、無地場との対比を考慮して織柄をデザインしたこと。そして、モダンなタイル模様のような幾何学的なデザインを、敢えて「地色+グレー」というシンプル&モダンな色調で表現し、色の統一感が出るようにしました。今回ご用意しましたベージュ、グレー、ブラックの3色は、ただそれだけの違いであるにもかかわらず、まったく世界観の異なる表情を湛えています。

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両面それぞれの柄をシンプルに、その日お召しになるお着物の雰囲気に応じて、お好みでチョイスすることが出来ます。 ヘリンボーン柄と無地を組み合わせた表面は、表情に変化があることで、無地ライクな着物に合わせると、ほどよく主張します。時には、個性的な両面それぞれの柄のコラボレーションも楽しんでみて下さい。 雰囲気の異なる二つの織柄は、重ね合わせることで、驚くほど全く別の表情を表します。

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【cèdre】は、表面と裏面を共通の緯糸(よこいと)で袋状に織った「小袋帯」です。 両端がシームレスな袋状の帯ですので、天地を変えてお使いただけるのも嬉しいポイントです。 帯地にしっかりとしたコシがあるので、形がしっかり決まります。【cèdre】の特徴である「長尺」を活かし、想像力あふれる立体的な帯結びを楽しんでみてください。 ひねりを入れたり、柄を重ね合わせたりと、今までの半幅帯の概念を超える、新たな半幅帯のポテンシャルをきっと発見することができます。

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半幅帯の魅力は、とにかく軽やかなこと。名古屋帯では感じることが難しい、半幅帯ならではの開放感は、一度知ってしまうと魅了されてしまいます。 しかし、これまでの半幅帯には、どうしても「カジュアルダウン」してしまうイメージがあり、着物に締めることに抵抗があったのではないでしょうか。 繰り返しになりますが、【cèdre】のコンセプトは「ドレスな半幅帯」です。クール&モダンなデザインとフォルムはコスモポリタンな都会の街並みに自然に融け込みます。

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プレーンな状態でそのまま締めるだけで堂々とした存在感が感じられますが、帯締めや帯揚げ、帯留などを合わせて、帯周りをグレードアップすると、さらにお洒落な着こなしが楽しめます。 背中の帯結びが動きにつれ、たおやかに揺れて、2つの柄が絶妙なバランスで重なり、美しい表情をのぞかせます。

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正絹博多帯の嬉しいところは、一年を通して締められるところ。盛夏の時期は、夏の着物や浴衣にも合わせられます。 博多織は密度の高い織りのため、一度締めたら緩みずらく一日中美しいシルエットを保つことができます。 博多織ならではの、キュッと気持ちの良い絹鳴りの音をぜひ体感下さい。

さあ、【cèdre】を締めて、秋めく街へと軽やかに出かけましょう。

全通柄、小袋帯
製織:博多/縫製:京都