くるり

時々、着物な和の暮らし

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2016/2/1
料理家・中村美穂さんの「ときどき、和のある暮らしの料理」

早春色のバレンタイン





2月4日は立春。
暦の上では春ですが、まだまだ冬の寒さの厳しい2月。
そんな今月は、ちょっぴり心あたたまるイベントがありますね。
そう、バレンタインです。

恋人はもちろんのこと、お友達やご家族など、親しい大切な方へチョコレートをプレゼントする風景もよくみられるようになりましたね。

そんなバレンタインデーを、和の雰囲気でお愉しみいただければと今月は和風味のチョコレートスイーツとして、“濃抹茶のガトーショコラ”をご紹介したいと思います。



濃抹茶のガトーショコラ


【材料】 直径15cmの底が抜ける型

・ホワイトチョコレート
   (クーベルチュールチョコレート)・・・80g
・バター・・・・・・・・・・・・・・・70g
・生クリーム・・・・・・・・・・・・・30g
・卵・・・・・・・・・・・・・・・・・3個
・きび砂糖・・・・・・・・・・・・・・70g
・薄力粉・・・・・・・・・・・・・・・30g
・抹茶・・・・・・・・・・・・・・・・30g

【準備すること】

・型にオーブンペーパーを敷き詰める
・チョコレートはこまかく刻む
・卵は卵白と卵黄に分ける
・バターを常温に出しておく
・薄力粉と抹茶はあわせて2回ふるう
・湯せん用のお湯を用意する

【作り方】

  • 鍋に生クリームを入れて、沸騰直前まで温める。刻んだチョコレートに加えて溶かし、バターを加え、ゴムべらでなめらかになるまでかき混ぜる。 粗熱がとれたら、卵黄を1個ずつ加えて混ぜる。
  • 卵白をハンドミキサーでほぐし、高速で角が立つまで泡立てる。きび砂糖を3回くらいに分けて加え、さらに泡立て、しっかりとしたメレンゲを作る。
  • 1にメレンゲの1/3量を加えて、泡立て器でよく混ぜる。粉類を加え、ゴムべらで手早く混ぜ合わせる。さらに残りのメレンゲを2回に分けて加え混ぜる。
  • 生地が均一に混ざったら、型に流し入れる。とんとんと、上から落とすようにして空気を抜き、湯が入らないように、型の底をアルミ箔で覆う。
  • 150度に予熱しておいたオーブンに入れて、約40分湯せん焼きにする。完全に冷めたら型からはずし、分量外の抹茶をふるいかける。




どことなく、苔蒸したような風情もあり、早春の若草を感じさせるような、深く、渋みのあるグリーンの色合いが大人なバレンタインを演出してくれそうです。




カットして、フレッシュクリームと大納言あずきを添えて、和皿に盛りつけると、凛と、落ち着いた雰囲気に仕上がります。

抹茶を贅沢につかっていることもあり、風味が濃厚で、しっとり、かつ、ほろほろとした和のガトーショコラです。おもたせスイーツとしてもぴったりなのではないでしょうか。

緑茶や、ほろ苦なコーヒーなどとあわせて、和服にもよくあう、バレンタインのひとときをお過ごしくださいね。

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中村美穂
イラストレーター / 料理家

広告や雑誌を中心にイラストレーターとして、また、自宅で料理教室を開催し料理家としても活躍。
著書に『誰か来る日のための素敵な盛りつけはセンスよりコツ』 (講談社)。
趣味はカメラ。愛犬と一緒に、季節を感じる散歩をするのが好き。
『週末、ことこと。』
http://mihodays.exblog.jp/