くるり

時々、着物な和の暮らし

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2016/5/1
料理家・中村美穂さんの「ときどき、和のある暮らしの料理」

新緑の季節は、あさりで和パスタ





目に青葉。
きらきらと、眩いばかりの新緑が美しい季節となりました。爽やかな風も心地よく、行楽シーズンの到来です。
バーベキューやピクニックなど、お外ごはんも愉しい5月。

そして、行楽といえば...潮干狩りに出かける方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんなわけで今月は、新緑の季節に旬を迎えるあさりをはじめ、初夏まで味わえる和の食材を組み合わせて和風味にアレンジを加えたおいしいパスタをご紹介します。



ここでは、あさりのほかに、筍、菜の花を使ってみました。
和を感じる素材を組み合わせることで、普段のボンゴレとは雰囲気ががらりと異なり、どこか情緒のあるひと皿をイメージできるような...、そんな気がしませんか?

私はこうして、シンプルなお料理のなかに少しだけ旬の素材を加えることで、季節を目で愉しみ、味わうことが大好きです。
ぜひ、旬の素材の組み合わせを愉しみながら作っていただけたら嬉しいです。


あさりと菜の花、筍のパスタ


【材料】 2人分

・パスタ(フェデリーニ)・・・・・・・・160g
・あさり・・・・・・・・・・・・・・・300g
・菜の花・・・・・・・・・・・・・・・・6本
・筍の水煮・・・・・・・・・・・・・小1/2本
・にんにくのみじん切り・・・・・・・大さじ1
・赤唐辛子・・・・・・・・・・・・・1/2本
・白ワイン・・・・・・・・・・・・・大さじ2
・塩、こしょう・・・・・・・・・・・各適宜
・めんつゆ・・・・・・・・・・大さじ1/2~1
・オリーブ油・・・・・・・・・・・・大さじ2

・パスタ用熱湯・・・・・・・・・・2リットル
・粗塩・・・・・・・・・・・・・・・・約20g
・オリーブ油・・・・・・・・・・・・大さじ1

・ディル(あれば)・・・・・・・・・・・・少々



【作り方】

  • パスタ用の熱湯を沸かす。
  • あさりは塩水(水500ccに塩大さじ1を加えたもの)に1~2時間浸けて砂出しをする。
    殻どうしをこすり合わせてよく洗い、ざるにあげておく。菜の花は3cm長さ、筍は薄いスライスにする。
  • 1に塩とオリーブ油を加えてパスタを茹ではじめる。パスタは表示されている茹で時間よりも1分早くタイマーをかけておく。
  • フライパンにオリーブ油、にんにく、種を除いた赤唐辛子を入れて、焦がさないようによく炒める。
    あさりを加えて白ワインをふりかけ、やや強火でアルコール分を飛ばし、蓋をして蒸し煮にする。
    あさりの殻が開いたら、菜の花、筍を加え、さらにパスタの茹で汁を50ccほど加えて、弱火で煮る。
  • 4に茹であがったパスタを加えてなじませ、塩、こしょう、めんつゆで味をととのえ、色どりよく器に盛りつけ、ディルを添える。




具材を上手に組み合わせながら立体的に盛りつけると、より素敵です。
筍は、トッピングに使う分を、バーナーで炙っておくことで、香ばしい焼き色がついて、全体の雰囲気を引き締めてくれます。

あさりの旨味が、シンプルな味わいのパスタのアクセントとなり、白ワインともよくあう、大人なひと皿に仕上がりました。テーブルで、おいしく初夏気分を味わっていただけたら嬉しいです。



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中村美穂
イラストレーター / 料理家

広告や雑誌を中心にイラストレーターとして、また、自宅で料理教室を開催し料理家としても活躍。
著書に『誰か来る日のための素敵な盛りつけはセンスよりコツ』 (講談社)。
趣味はカメラ。愛犬と一緒に、季節を感じる散歩をするのが好き。
『週末、ことこと。』
http://mihodays.exblog.jp/