くるり

時々、着物な和の暮らし

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2016/6/1
料理家・中村美穂さんの「ときどき、和のある暮らしの料理」

雨の季節の、ひんやり和スイーツ






6月。
本州でも次第に梅雨入りし、雨の季節がやってきます。
じめじめと、鬱陶しい季節ではありますが、爽やかな新緑の季節を終え、太陽の眩しい真夏を迎えるひとつ前の、わずかな小休止のような、そんな季節にも思えます。

また、しとしとと降る雨の景色のなかに、青や紫、白や緑など、毬のように咲くあじさいの花は、静寂の中にも、華やぎをあたえてくれるような...
梅雨の季節独特の彩りであり、愉しみのひとつでもあります。

今回は、そんなあじさいの花をイメージして、夏らしい、ひんやりとした和スイーツをご紹介していきたいと思います。

あじさいの季節の、白玉クリームあんみつ


【材料】 2人分

・白玉粉・・・・・・・・・・・・・・・・50g
・絹豆腐・・・・・・・・・・・・・・・60g~
・粉寒天・・・・・・・・・・・・・・・・・4g
・水・・・・・・・・・・・・・・・・・500cc
・塩えんどう・・・・・・・・・・・・・・適宜
・こしあん・・・・・・・・・・・・・・・適宜
・バニラアイスクリーム・・・・・・・・・適宜
・ぶどうなど、お好みのフルーツ・・・・・適宜
・黒蜜(市販)・・・・・・・・・・・・お好みで




【作り方】

  • 白玉粉の中に絹豆腐を少しずつ加え、耳たぶくらいのやわらかさになるまでこねる。
  • 鍋に水を入れ、粉寒天を加えて混ぜる。中火にかけて沸騰したら、火を少し弱めて2分煮る。四角い容器に流し入れて、冷やし固める。
  • 鍋に湯(分量外)を沸かし、1を小さめのお団子に丸めて茹でる。
    浮き上がってきたら、2分くらい茹でて、冷水にとる。
  • 2を1cm角にカットする。
  • 器に白玉団子と寒天、塩えんどう、ぶどうを盛りあわせる。こしあんとアイスクリームはディッシャーですくい、仕上げに添える。




ここでは、お豆腐入りの白玉団子をご紹介しました。
白玉団子は、翌日になるとどうしても固くなってしまうものですが、水のかわりに絹豆腐を使うことで、次の日ももっちりとした食感を保ち、おいしい白玉団子に仕上げることができます。

また、ジュースやシロップ、食用色素などを使ってカラフルな寒天を作って、型抜きをすることで、さらに季節感を演出することができ、目にも愉しいあんみつができあがります。



涼やかなガラスの器に盛りつけて、お好みで黒蜜をたっぷりとかけていただきます。

浴衣で食べたい、ひんやり和スイーツ。
雨の季節もわくわくするようなひと皿で、おうちで和カフェを楽しみませんか。



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中村美穂
イラストレーター / 料理家

広告や雑誌を中心にイラストレーターとして、また、自宅で料理教室を開催し料理家としても活躍。
著書に『誰か来る日のための素敵な盛りつけはセンスよりコツ』 (講談社)。
趣味はカメラ。愛犬と一緒に、季節を感じる散歩をするのが好き。
『週末、ことこと。』
http://mihodays.exblog.jp/