着物先輩 File.1 岡田 奈穂美 さん

「着物の仕事をされている」「着物歴が長い」

くるりはそんな人々を『着物先輩』としてスポットライトを当て、着物が着られるようになって良かったことや、これから着物を始めたいと考えている人たちへのアドバイスを伺ってみることにしました。

第一回の着物先輩は、着付け講師の岡田 奈穂美 さん。

和のレッスンスタジオWAnocotoで着付け講師と着付け師の講師を担当しています。気さくな岡田先生の教室からは、いつも生徒さんたちの楽しそうな笑い声が聞こえてきます。幼少期から着物に触れ合う機会があり、着物歴はなんと30年以上です。

さあ、そんな岡田先生にさっそく質問してみました。

Q1:着物に興味を持ったきっかけを教えて下さい。

「幼少期から、着物が大好きだった母の着物姿を見て育った影響が大きいと思います。洋服にはない、美しい柄や斬新な色づかいをもつ着物に、子供ながらに魅了されていました。」

Q2:どうやって自分で着物が着られるようになったのですか?

「若い頃までは、ずっと母に着せてもらっていました。26歳になったころから、ハクビきもの学院に通って着付けの専門的な勉強をするようになりました。」

Q3:着物を着るようになって「良かったこと」や「嬉しかったこと」を教えて下さい。

「一番は、着物を着ることによって日本文化をより奥深く感じ取れるようになったことです。

そして、洋服を着た(動)の自分と、着物を着た(静)の自分。もうひとりの自分を楽しめることです。

それと、友人のパーティーやイベントに着物を着ていくと、場が華やかになると参加者の皆さんから喜ばれることも嬉しいことですね。」

Q4:これから着物を始めたい方へアドバイスをお願いします。

「着物を自分で着られるようになると、自信へと繋がり、凛とした自分がいることに気づけるはずです。

美しく心地よく着物を着て、ぜひ着物の世界を味わってください。」

岡田先生、ご質問にお答えいただき有難うございました。

着物先輩は、隔週火曜日に更新します。ぜひ次回File.2をお楽しみに!

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