一晩しか咲かないと言われる月下美人の神秘的な美しさを 永遠に閉じ込めたような、究極の「美人浴衣」です。
月下美人(ゲッカビジン)は、大輪の美しい花を夜に咲かせることで知られている、神秘的な魅力を持つ植物です。また、ジャスミンに似た、優雅で心地良い甘い香りがします。 幻想的で優美で、まさに夏の夜の主役のような「月下美人」の花をデザインし、浴衣に染めました。 大輪の花の構図と、落ち着いたパステルカラーを組み合わせることで、大人の女性が品よく着こなせる1枚に仕上がっております。 また、お召になる方の美しさを引き立てるように、上前の肩のあたりに花が位置するようにデザインし、仕立てているのも、くるりのこだわりの1つです。お顔がぱっと華やいだ印象になります。 生地に採用した「刷毛目綿紬」は、糸を先に染めてから織り上げた、浴衣地としては最上級の「先染め」素材です。 その名の通り、まるで刷毛で描いたような、たて糸の変化で表した縞目が入っており、よこ糸に節のある糸を織り込んでいるため、ところどころに糸の節や玉が見られ、紬のような風合いがあります。 手の込んだ「刷毛目綿紬」を織り上げた後、やっとその上に柄を染めていきます。 先染めの生地に柄を染めるだけでも贅沢な作り方なのですが、さらに、くるりの浴衣【月下美人】は京都の熟練職人さんによる手捺染で、1枚1枚丁寧に染められています。 生地の「刷毛目」が活きるように、シンプルな色使いにしたことで、柄から垣間見える細かな縞目が、涼やかな印象です。 くるりの浴衣は、浴衣としてだけでなく、大人の女性に夏の着物としてもお召し頂けるように、色・柄を吟味し、デザインして染めています。 洒落味がきいた一枚ですので、衿を入れて白足袋を履いて、木綿着物としてもお楽しみいただけます。 一晩しか咲かないと言われる、「月下美人」の神秘的な美しさを永遠に閉じ込めたような、究極の「美人浴衣」です。 見る人を惹きつけ楽しませるような、存在感のある美しさがあります。 お祭りや花火など、様々な夏のイベントでも主役級の美しさを誇る「月下美人」をぜひお楽しみください。