桐生の染め、織り・泉織物のこと

11月20日(金)より始まります【桐生、染め・織りのある暮らし〜豊かな自然に育まれる伝統〜】

機(はた)の音が心地良く響く、桐生の工房・泉織物。

明治より続く泉織物はこだわりの絹糸を染め、生地を織り、洗いや蒸しの工程、湯のしまですべての工程を一括で行う貴重な工房だ。

身につける人を思い織り上げる生地は着物は裾ばき良く、帯は締めやすさ、心地良さと現代社会にあう風合いを大切にしています。

表情豊かな美しい織の数々を自ら生み出すだけでなく桐生で唯一の「桐生絞り」は見るものを魅了します。

自由な発想と卓越した技術で生地に絞りを施す桐生絞りは、染め・織り・絞りが三位一体となった唯一無二の作品。

板締め絞りをした反物を糸で絞りさらにロープ巻きをして染めを施したもの

自分で糸を染め、反物を織ることができるからこそ糸や生地の特徴を捉えた美しい絞りが生まれます。

センスあふれる色遣いや柄は泉さんならではのもの!

その時感じた閃きや蓄積した経験で作るお品物はすべて一点ものです。

『特徴がないことが特徴』

そんな卓越した技術がありながら、桐生織の特徴をお聞きすると桐生織には特徴がないと答える泉氏。

博多織や結城紬・大島紬など織りの技法が門外不出の産地と違い桐生織は様々な織りの技法を取り入れ受け入れることにより時代ごとに変化をさせてきました。

野蚕糸の素朴な帯や美しい紋織など

進化を続ける桐生織は、他の産地にはない『特徴がない』ことが『特徴』なのだ。

是非泉織物さんの美しい織りや染めを直接ご覧くださいませ。

 

 

今回のフェアでは、普段中々聞けない作り手の声が直接聞けるお話会もご用意しております。

 

井清織物・井上ご夫妻をお招きしたお話会 

桐生の織のことや井清織物の歴史や成り立ち、日々の事をお話しいただくとともに、 井清織物の「OLN」などを使用したコーディネートのお話させていただきます。

長きにわたる伝統を継承するため様々な変化をし続けているご夫妻のお話は、リアルな産地のお声を聴くことができる貴重な機会となっております。

皆さまのご参加お待ちしております。
どうぞお誘いあわせのうえ、WAnocoto monoへお出かけくださいませ。

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