【東日本大震災から10年】東北のものづくり展~弘前こぎん研究所のご紹介~

いよいよ2月も残り僅かとなりました。
WAnocoto monoは2011年3月11日に発生した東日本大震災からもうすぐ10年が経とうとする今、 改めて私たちにできること、役に立てることがあるはずだと改めて考え、 3月5日(金)より【東日本大震災から10年】東北のものづくり展を開催いたします。

本日はご参加くださる三つ目ブランドをご紹介いたします。

お取り扱い期間:2021年3月5日(金)—3月14日(日)

弘前こぎん研究所

日本三大刺し子の一つである「こぎん刺し」。
江戸時代に藩令により農民は麻を着用していましたが、寒さ厳しい青森の地。その麻生地の保温・補強を目的に「刺し子」は使用されておりました。

しかし汽車の開通により安価で大量の綿布が手に入るようになると、今でこそ青森県の伝統工芸として多くの方がご存じのこぎん刺しですが 、明治末期には刺す人はほとんどいなかったと言われています。

 

そんな中、日本の手仕事を訪ね各地を旅した民芸運動の父・柳宗悦が編集をしていた雑誌『工芸』で再評価されたことがこぎん刺し復興のきっかけとなりました。
それにより当時まとまった情報の無かったこぎん刺しの調査を開始したという歴史の中で≪弘前こぎん研究所≫は誕生しています。

柳宗悦は『工芸』で
『時間が残れば冬は呪いである。だが手仕事がある。(中略)せわしない国は、こぎんが育つ故郷ではない。』と青森の冬の厳しさと手仕事の関係性を、
『人々は生活に即してものを美しくしたのである。之こそは工芸の歩む道ではないか。私たちはその美しさに惹かれている。』と工芸の尊さと美しさを言い表しています。

 

そんな変わらぬ手仕事や工芸の美しさと温もりが、手に取るだけで自然と伝わるようなお品ものが今回WAnocoto monoでご覧いただけます。

お稽古の励みになるような帯や数寄屋袋。

 

数寄屋袋

そして生活にそっと寄り添うアイテムをお取り扱いいたします。

ポーチ

マスクも入るフリーケース

お着物をお召しになる機会が減ってしまったという方も、愛すべき「こぎん刺し」の魅力をWAnocoto monoでお楽しみくださいませ。

皆さまのご来店お待ちしております。

 


【東日本大震災から10年】東北のものづくり展その他ご参加ブランドのご紹介

お取り扱い期間:2021年3月5日(金)—3月11日(木)

たかはしきもの工房

「きものを やさしく たのしく おもしろく」をスローガンに、従来の発想にとらわれない着物を着る人にとことん寄り添ったきもの肌着や補正具などを中心に多数開発されている「たかはしきもの工房」。 当日はすべてのお品ものをご覧いただける上、ご試着サンプルをご用意しております。

「たかはしきもの工房無料ご相談会」
「和のレッスンスタジオWAnocoto岡田先生による『イチから見直す補正集中講座』 」のご予約も受付中です。


お取り扱い期間:2021年3月5日(金)—3月14日(木)

季織苑工房

国内最北の織物産地である山形県米沢で、100年以上の歴史の中で生まれた「季織苑工房」。紅花紬、その他草木染、紙布帯、御召など米沢の多様な織の世界をお楽しみくださいませ。

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