桐生の織り・井清織物「OLN/オルン」オンライン工房探訪
5月18日(火)から開催の《初夏を楽しむ、桐生の手しごと》にご参加いただく『OLN/オルン』についてご紹介いたします。
織物の産地として1300年の歴史ある桐生で、代々着物の帯を織り上げてきた「井清織物」。
戦前から創業し長い歴史の中で様々な時代の変化や職人の高齢化、業界の急速な規模の縮小などにより織物業としての井清織物もこれまでのやり方では継続が難しいのではと危ぶまれたことも。
そんななか四代目として跡を継いだ井上義浩・忍ご夫妻が始めた「OLN(オルン)」は織物で日々の暮らしを彩るため夫婦2人が立ち上げたブランド。そして「小さくとも自立した織物業」のための活動名です。
夫婦2人の感性が生み出す帯たちは、これまで出されたくるりのオリジナルの帯でもまさに彩りを与えてくれました。
決して派手さはない「OLN」の帯や小物たちは現代の日常生活において威圧感を与えない優しさの感じるものばかり。
アパレルでデザイナーをされていた奥様の忍さんと、帯屋としての技術と経験を夫婦2人で活かして作る製品たちは織物としての美しさもさることながら頑丈さや利便性にも優れています。
『会話から生まれる織物』
「OLN」の製品は夫婦2人や家族との会話から生み出されます。シルク・コットン・ウールなど数多ある糸の中から太さや細さ、糸の色や質感。自分たちが欲しいもの、手にする方が長く使えるものかどうか。
そして機械の調子やお天気とも会話しながら、日々「機の音」を響かせています。
昔は一つの工程に1人の専属の職人さんが居て分業で作業をしていたところを、自分たちの目や感覚で作りたいものを作りたいように作るために全ての工程を自分たちで行っています。
それはとても手間がかかり、効率としては悪いもの。
しかし効率ではなく、大量生産では出来ない自分たちが納得するものづくりのために始めた「OLN」。
「OLN」は桐生の方言で「織るん?」からきています。
日々を楽しく、「織るん!」と答えるご夫妻の人柄が溢れ出るお品物たちは、 5月18日(火) から開催の 《初夏を楽しむ、桐生の手しごと》 にてご覧いただけます。
実際に見て、触れて、商品のぬくもりを体感ください。
※オンライン工房探訪のご予約は締め切らせて頂きました。
「WAnocoto mono」と桐生にある「OLN/オルン」の工房をオンラインでつなぎ、 職人であるご主人に工房を案内いただける特別企画。モノづくりの工程や、作り手の思いなど、貴重なお話を伺います。
桐生の織のことや井清織物の歴史や成り立ち、日々の事をお話しいただくとともに、 井清織物の「OLN」などを使用したコーディネートのお話させていただきます。
長きにわたる伝統を継承するため様々な変化をし続けているご主人のお話は、リアルな産地のお声を聴くことができる貴重な機会となっております。
※ オンライン工房探訪の ご予約は締め切らせて頂きました。
商品が生まれるまでのストーリーを知ると、その商品への愛着がより深まります。是非ご参加ください。
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