着物先輩 File.2 早福 理恵子 さん

第二回目の着物先輩は、着物コーディネート・アドバイザーの早福 理恵子さんです。

くるりワノコトモノ、くるりストアGIZA、問屋ツアー等で着物コーディネート・アドバイザーを努める早福 理恵子さん。

本日の早福さんの着こなしは、ターコイズグリーンのお着物に、この時期に合う白の軽めな名古屋帯のコーディネート。

「お着物も帯も無地ですが、地紋や織に表情のあるものを選び、シンプルの中にも面白みを出してみました。帯留は、涼しい印象の青色のガラスを合わせました。」

早福さんに質問してみました。

Q1:着物に興味を持ったきっかけを教えて下さい。

「成人になるまで正直言って、着物にはまったく興味がなかったんです。ところが20代前半の時に、友人と浴衣を着て出かけたことがあり、そのときに『着物って素敵だな』と感じるようになったことが興味を持つきっかけとなりました。」

Q2:どうやって自分で着物が着られるようになったのですか?

「資格を取って手に職をつけたいという思いもあり、26才の時にきもの学院に通い始め、自装、他装を学びました。その後は、仕事でお着物を毎日着るようになり、着付をブラッシュアップしていきました。」

Q3:着物を着るようになって「良かったこと」や「嬉しかったこと」を教えて下さい。

「良かったことは、初め着物は、特別な時のお出掛け着という印象だったのですが、普段に着てもいいんだということが分かり、自分のワードローブが一気に広がったことです。

着物を通じて、素敵に人生を歩んでいる方々と出会えたり、心惹かれるものが増えたこと。

嬉しかったことは、友人の結婚式などに参列すると「場が華やぐ」と言われ、とても喜んでもらえたこと。それだけでも友達へのお祝いの気持ちが伝わること。」

Q4:これから着物を始めたい方へアドバイスをお願いします。

「難しく考えすぎず、まずはどこへ着ていきたいかを想像して、自分の好みに合いそうなお店などを見つけ、スタッフの方々とお話しをしてみてください。実際に日々着物を着ている人に生のアドバイスをもらうと、参考になると思います。

着付けができるようになるには、何か着ていきたい場などを設定すると練習も頑張れます。

世界で唯一、着る為に少し練習が必要な衣装ですが、それゆえに着付け方法でその人の個性を出すことができます。どうぞ楽しんでください。」

早福さん、ご質問にお答えいただき有難うございました。

着物先輩は、隔週火曜日に更新します。ぜひ次回File.3をお楽しみに!

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