桐生展~桐生絞り編①~
こんにちは! 着物屋くるり大丸東京店です。
桐生織に絞りの技法を自由な発想で多数組み合わせ施すことにより、染め・織り・絞りの三位が一体となった斬新かつ繊細な高度な作品となった《桐生絞り》。
職人の手により織り出される【織り】も素晴らしい上に、絞りの種類も、板締め、巻き上げ、木目、竜巻と多彩で、さらに多色に染め分けたり、後からお色を挿すなど、技の組み合わせで作り上げられた作品は唸ってしまうほど素敵です。
現在開催中の[桐生展]。昨日は【桐生織編】をご紹介いたしました。まだ見ていない方はこちらから→☆
そして、本日は【桐生絞り編】のパート1として板締めの作品をご紹介です◎
桐生絞りの代表選手、板締め絞り。
折りたたんだ生地を木片で挟み込み万力で固定し染料に漬けますと木片の部分には色が入らず、繰り返しのパターンが出来上がります。
木片の種類、使い方や生地の折り方で文様は無限大。
こちらのタイプは片方のお色を染めてから、もう一色染めて二度手間をかけており、端の暈し加減は万力の力の入れ具合で決まるそうですよ◎
こちらも板締めですが、地紋のある生地に染分けされているものになります。
繊細な地紋に綺麗な染め分けを施すのは、とても高度な技術を必要とします。2色が混ざらない美しい染め分けは、まさに芸術品です。
デニム着物とも相性抜群の桐生絞・桐生織。
是非この美しい色彩を纏い、お出掛けをお楽しみください。
皆さまのご来店、心よりお待ちしております。
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