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繊細な刺繍が描き出す、気高く華やかな世界観
百獣と百花の王
『百獣の王』と『百花の王』を組み合わせた【唐獅子牡丹】は、「最強の守護」と「富貴」の意味を持ち、古くから縁起の良い組み合わせとして愛されています。
この組み合わせの由来は諸説ありますが、その一つに「唐獅子が牡丹の花の下を安住の地とする」という言い伝えがあります。
牡丹の夜露には、唐獅子が唯一恐れる体毛の中の「虫」、いわゆる獅子身中の虫を退治する力があるといわれています。
着物や工芸品など多くの場面で親しまれてきた伝統的なモチーフを、あえて抑えた色使いを合わせることで、現代の装いにもすっとなじむ洗練された帯に仕上げました。
金糸が光る、潔く力強い唐獅子
帯地は清潔感と落ち着きのあるオフホワイト。控えめな色調の刺繍が奥ゆかしく、美しい陰影を生み出します。
お太鼓には、渦巻く巻き毛が力強く印象的な唐獅子を配置。目元にだけ金糸を用いることで、凛とした存在感を演出しています。
絶妙な色使いの刺繍は、京都の刺繍工房で丁寧に仕上げられています。
柔らかな彩りの牡丹と、獅子の巻き毛
一本で二つの表情を
前帯には、柔らかに色づいた牡丹の花。もう一方の前帯には、獅子毛を表す渦巻き文様をあしらい、どちらも緻密な刺繍が贅沢に施されています。
帯締めや帯留めのコーディネートや、その日の気分に合わせて、一本で異なる表情を楽しむことができます。
しっとりとマットな帯地
締めやすくシワが残りにくいのも嬉しい
帯地には、刺繍に負けないしっかりとした地風の、高品質なポリエステル素材を使用しています。
しっとりとしたマットな表情と、絹のようなほのかな艶やかさを兼ね備えています。
表面には塩瀬風の横畝があり、結んだとき滑りにくく着崩れを防いでくれるので、初心者でも締めやすい帯です。
雨の日でも気兼ねなく締められ、シワが残りにくいのも嬉しい特徴です。
着物でのお出かけを特別な時間に変える帯
【刺繍名古屋帯 唐獅子牡丹】は、粋な中にも品の良さが感じられ、幅広い着こなしにご活用いただけます。
遊び心を感じさせる大人の名古屋帯として、気軽なおしゃれを楽しみたい時にぴったり。
デニム着物や紬、小紋に合わせて、観劇やお食事などのお出掛けに。またカジュアルなパーティーにもおすすめです。
